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娘すーたんと過ごす日々の中の些細な出来事を綴って いきたいと思います。
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 昨日、過去のメールを確認していたら
NSCの構成作家コースを卒業して
舞台の脚本やテレビの企画を吉本興業に
送っていた頃のメールを発見しました。

めっちゃ、短いし、題材もありきたりだけど
一生懸命、作家を目指していた頃の作品です。


これからも
細く長くゆるりとやっていきます。


フフフ…(^'^)


タイトル

『チェンジ!』

 

登場人物

たくや たくやの父 たくやの母

たくやのクラスメイト

たくやの父が勤める会社の上司 部下

 

明転 

 

たくやの父がリビングで新聞を読んでいるところに、たくやが欠伸をしながら入ってくる。

 

無言の2人。

 

「おまえ、遅刻じゃないのか?」と父。

 

「ああ。」とだらだらとして全く急ぐ様子もないたくや。

 

「おまえは本当にだらしのないやつだな。そんなんじゃ、社会人になった時困るよ。」と父。

 

「自分だって、まともな社会人っていえるのか?毎日、毎日帰って来るのが午前様で、

一体何をしてるんだかね。仕事で残ってるなら、よっぽど仕事ができないやつってことじゃねえのか?まぁ、浮気ってことも考えられるしな。どちらにしても立派な社会人とは言えないね。

俺はあんたみたいな大人にだけはなりたくないよ。」とたくや。

 

「なんだって!」 「なんだよ!」とお互い言ったかと思うと、お互いのパンチがお互いの頬に入った。

 

意識を失う二人。

 

「たくや、まだ家にいるの?今日、試験でしょ。ちゃんと筆記用具は持った。母さん仕事だからね、。お昼は冷蔵庫の中に昨日のおかずの残りがあるからそれを食べて…。」と母がリビングに入って来る。

 

「あら、朝から大声が聞こえてきたと思ったんだけど。二人ともこんな所で寝て。どうしたのかしら。」と二人を揺り起こす母。

 

たくやと父は目を覚ます。

 

「あれ、おれ~??」とたくやと父はお互いを指さして言った後、自分の体中を触って、呆然とする。

 

「二人とも今日はどうしたの?私、先に行きますからね。たくや、学校に遅れないように行きなさいよ!今回試験が悪かったら、携帯電話取り上げるからね。」

 

「うるさい!」と父の姿をしたたくやが言う。

 

「あなたに言ったんじゃないわ。たくやに言ったのよ。あなた、疲れてるんじゃない?何に疲れてるのか知らないけど…。」と嫌味を言う母。

 

「なんだよ。それ。」とたくやの姿をした父が言う。

 

「あら、たくやもいつもそう言ってるじゃない。お父さんの肩を持つなんて珍しいわね。あっ、もうこんな時間。行って来るわ。」と出て行く母。

 

「俺たち入れ替わったみたいだな。」と父。

 

「信じられない。」とたくや。

 

「とりあえず、お前は俺の会社に行け。俺も学校行くから。」と父。

 

「いや、学校へ行くな。」とたくや。

 

「何言ってるんだ。今日から期末試験だろ。」

 

「いいんだよ。テストなんかどうでも。」

 

「何を言ってるんだ。お前は本当だめなやつだな。お前を俺の代わりに会社に行かせたくないが、今はどうしても休むわけにはいかない。とりあえず行って、調子が悪そうにしとけ。困った時は携帯に電話しろ。」と父。

 

暗転

明転

 

たくやの教室。

 

キョロキョロしながら教室に入るたくやの姿の父。

 

教室が一瞬静かになる。

 

「格好つけやがってよ~。」と悪そうなグループの一人が言う。

 

無視をして、自分の席に着くと、机の上には沢山のゴミが置いてある。

机の上のゴミをゴミ箱に捨てに行こうとした時、真面目そうな男の子がおどおどしながら

ゴミを、たくやの机の上に置こうとした。

「何するんだよ。」と言うと、

真面目な男の子がビクっとしながら、「ごめん!でも、いつも俺は平気だからって言ってくれてるじゃないか。こうしないと、僕がいじめられるんだ。たくや君は強いから平気かもしれないけど、俺は弱いから…。本当にごめん。」と言った後、真面目男子生徒は自分の席へと戻って行った。

 

先生が入ってきて、試験が始まる。

暗転

明転

試験が終わり学校から帰ろうとする父。

近づいてくる女生徒。

 

「何か?」って父が聞くと、

 

「今日も一緒に帰っていいよね。」という女生徒。

 

「ああ。」と困りながら言う父。

 

「本当、たくやが居てなかったら、私、学校に絶対来ることができないよ。

本当、ありがとう。あの最低なやつらから私を守る為に土下座までさせてしまってごめんね。

あんなやつらに頭を下げるなんて本当嫌だったでしょ。たくやは本当に強い人だよ。」

 

教室から出て行く二人。

 

暗転

 

明転

 

父の姿のたくやが、父が勤める会社へとやってくる。

 

ボーっと突っ立っていると、男が近づいてきた。

 

「何をボーっとしとるんだね。さっさと仕事を始めないと、帰るのがいつもの終電にも間に合わない時間になるよ。まぁ、君のミスでこうなったことだから、仕方がないけどね。」

 

若い男がたくやの方に近づいてきて

「課長、大丈夫ですか。顔色が悪いですよ。本当、すみませんでした。僕のミスのせいでこんな事になってしまって。今日は課長早く帰って下さい。ここ1ヶ月、毎日帰るの午前様ですよね。

僕は平気ですから。僕、課長みたいな上司初めてなんです。今までの上司は自分のミスも部下のせいにして、その処理も全部部下に押し付けて、上司には自分の出世に響かないようにゴマばかりするような人ばっかりだったんです。僕、だから課長が僕のミスを被ってくれた上で、厳しく叱ってくれた時、課長に一生ついて行こうって思ったんです。

 

暗転

明転

 

たくやの家のリビング。

 

たくやの姿の父が椅子に座っている。そこへ父の姿のたくやが帰って来る。

 

「お前、本当、何にも言わないからな。」とたくやの姿の父。

 

「父さんに似たんだよ。」と父の姿のたくや。

 

「俺、お父さんのこと何にも知らずに、俺だけが辛い思いをしてると思ってた自分に腹が立つよ。」と父の姿のたくや。

 

「俺こそ、たくやの本心を探ろうともせずに、上辺だけ見て文句ばっかり言ってた自分が許せない。」

 

「一発殴らないと気が済まないや。」と父の姿のたくや。

 

「そうだな。自分を殴るチャンスなんてそうそうないしな。」とたくやの姿の父。

 

「よし!いっせいの~で!」

お互いの頬を殴る父の姿のたくやとたくやの姿の父。

 

意識を失う二人。

 

「ただいま!」と仕事から帰って来る母。

 

「あら、また二人、こんなところで寝て。どういうことかしら。あなた、たくや!」と二人を起こす母。

 

「あなたたち、今日は変よ。二人してなんか変な病気じゃないでしょね。たくや試験はどうだったの?」と母。

 

「まぁまぁ、出来たよ。」と答える父。

 

「お父さん、何言ってるの?試験を受けたのはたくやよ。やっぱりおかしい。病院に行った方がいいんじゃない。夜遊びのし過ぎなんじゃないの?」

 

「違うよ。母さん。父さんは、毎日、一生懸命働いてるんだよ。そんな風に言ったら、可愛そうだ。」とたくや。

 

 

「父さん。俺、父さんみたいな大人になりたいと思う。」とたくや。

 

「おう、でも、あんまり無理をするな。辛いことがあったら、いつでも俺に言えよ。二人でどうするか考えていこう。」と父。

 

「ちょっと~。やっぱり二人とも変よ!お互いの文句ばかり言ってたのに。何があったのよ!そういや、二人ともホッペが赤く腫れてるじゃない。やっぱり、なんか変な病気にかかったんじゃないかしら。」と母。

 

「言っても信じないし。」とたくや。

 

「そうだな、自分自身もまだ信じられないくらいだもんな。」と父。

 

「明日から、また、戦っていこうな。」と父。

 

「うん。」とたくや。

 

「口うるさい母さんと!」と父。

 

「何ですって~!」と母。

 

笑うたくやと父。

 

暗転

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HN:
すーたんママ
性別:
女性
職業:
サラリーマン
趣味:
寝ること・食べること
自己紹介:
のんびり自分のペースで生活するのが夢です。
その為にはお金と時間が必要なんじゃないかなって思ってます。
今まではどちらの使い方もとっても雑だったなぁってしみじみ思う今日この頃です。
  
娘の貯金額今年の目標
600,000

今年
0円



昨年
600,000円

一昨年
135,000円
今ほしい物ソファ
ピアスを
開ける
勇気
ほしくてちゃんと買った物カーテン
 
体重増減(5月から)
6月+0.8kg
7月-1.2kg
8月+0.3kg
9月+1.0kg
10月+0.5kg
11月-0.8kg
12月-1.9kg
1月-1.8kg
2月 0kg
3月  kg
4月  kg
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