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娘すーたんと過ごす日々の中の些細な出来事を綴って いきたいと思います。
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 前回の記事に掲載したものと同時期に書いた作品。
こっちはありそうで、今までにない設定のように思うんだけど
どうだろう…。


タイトル

『屋上引きこもりクラブ』

 

登場人物

少年1 初老 中年 青年 少年2

 

明転

「俺が死んでも誰も気になんてとめない。学校の屋上から飛び降りて死んでしまおう。」と少年1が学校の屋上に現れる。

 

「少年よ、何を嘆いている。」少年1が声のする方をみると初老の男が屋上に置かれた椅子に腰を掛けている。

 

「誰?見たことがないけど、新しい用務員?」と少年。

 

「違うわい。屋上引きこもりクラブのリーダーだ。」と初老の男。

 

「オクジョウヒキコモリクラブ?何なんだ?それ!」と少年1。

 

「まぁ、いわば仕方なく屋上にいてるやつらが集まった会というもんかな?」とどこからともなく現れた中年の男が言う。

 

「な、なんなんだ?頭がおかしいんじゃないか?引きこもりって普通、室内ですることだろう?

屋外で引きこもりなんて聞いたことがないぞ。それに引きこもりって一人でするもんだ。だ、誰か、変な人が屋上にいるぞ~。」と大声で叫ぶ少年1。

 

「死のうと思ってる割には、えらく元気だな。本当に死ぬ気はあるのか?」と青年がどこからともなく現れる。

 

「なんなんだよ~。こいつら。俺の最後をじゃまするな!」

と屋上から飛び降りようとする少年1。

 

「おい。やめろ~!」と初老の男が叫ぶ。

 

「ほっといてくれ。俺が死んでも悲しむ人なんか一人もいないんだ!」

と少年1が初老の男と中年と青年がいる後ろを振り返ると

 

「おい、そんなに引っ張るとプリンちゃんの写真集がちぎれるだろ!引っ張るのやめろ!これは俺のだぞ。」

 

「すげ~。やっぱ、プリンちゃんは胸がでかくていいな。」

 

「お~、尻もすげー。」と写真集に釘付けになっている初老の男と中年と青年。

 

「おい、俺、飛び降りようとしてるんだぞ。」というと3人は写真集から目を逸らさずに

「どうぞ、ご自由に。」と知らん顔。

 

「いいんだな。本当にもう飛び降りるぞ~。」と少年1が言うと、中年が

「わかったよ。」と言いながら、手をパンと叩くと、ゆっくりと陸上競技の時にするような

手拍子を始める。

 

すると、青年がアナウンサーのように

「次の選手の記録は果たしてどれ位になるでしょうか?」と言い、初老の男が

「そうですね。新記録を期待したいところです。プレッシャーに打ち勝っていただきたいですね。」と答える。

 

「おい~!ふざけるな!止めろよ~!」と3人のところまで来る少年1。

 

「だって、ここから飛び降りたいんだろ。気分良く跳べるように皆で協力してるだけじゃないか。」

 

「なんなんだよ、それ。俺は真剣なんだ。」と少年が言うと

 

「そうか、悪かったな…。ところで、お前の彼女は胸と尻どっちがいい感じなんだ?」と中年。

 

「彼女なんかいるわけないだろう。いてたら、死のうなんて思うわけが無い。何にも面白いことがないのに嫌な事ばっかり起こるから死にたいんだ。」と少年1。

 

「じゃ、キスは?」と青年。

 

「したことないよ!」と少年1。

 

「そうなのか~?」と一同馬鹿にしたように笑う。

 

 

「キスっていうのはな、レモンの味だ。」と自慢げに言う初老の男。

 

「そんなはずはない。イチゴミルクの味だ。」と中年。

 

「そ、そうなのか。」と初老の男。

 

「皆、本当にキスしたことあるの?」と疑わしげに言う少年1。

 

「あるさ!想像の中でだけどな…。」としょんぼりする初老の男。

 

「俺も。」「俺も。」と口々に言う中年と青年。

 

「何にも知らないおっさん達だな~。」と少年2が登場。

 

「なんだと~。新参ものが。」

 

「新参ものでも、俺は女を知ってるからな。」と少年2。

 

「うそだろ~。どんな感じなんだ。教えてくれよ~。」と一同。

 

「いやだね~。」と少年2。

 

「くそ~。」とふざけた調子で少年2の首を絞める青年。

 

「やめてくれ~!死ぬ~。」と少年2。

 

「ってかもう、死んでるし。」と中年。

 

「えっ!うわ!うわ~!どこかで見たことがあるって思ったんだ。先月屋上から飛び降りて死んだ先輩だ!」叫ぶ少年1。

 

「君は確か一個下の後輩だな。言っとくけど、自殺じゃないからな。飛び降りたんじゃなくて、落ちたのさ。僕は一人で屋上の手すりに座って考え事をするのが好きだったんだ。この間は考え事に集中しすぎて、屋上の手すりに座っていることをすっかり忘れてた。バランスを崩してしまって、そのまま地面までズドンだよ。」と少年2。

 

「なんなんだよ~。」と泣き叫ぶ少年1。

 

 

「だからさ、皆ここの学校に通っていた生徒で、屋上から落ちて死んだ人間なんだよ。自殺のやつもいれば、事故のやつもいる。しかし皆、無念過ぎて成仏できないでいる。おまけに最後に命を絶ったこの場所に思いが強く残っているせいだかなんだか知らないけど、みんな屋上から外に出ないんだ。」と少年2。

 

「いや、出ようと思えば出られる。ただ、みんな行き場がないのさ。どこへ行っても、無視される。まぁ、健全なやつには俺らの姿が見えないからなんだけどな。周りに沢山人がいてるのに孤独なんだ。いや、周りに沢山人がいてるからこそ孤独を感じてしまう。だから、ここに引きこもることにした。ここには滅多に人が来ないからな。そうする内に俺と同じようにここで亡くなったやつがここに集まるようになった。君も屋上引きこもりクラブのメンバーになるか?ここには苦しみはないよ。ここにあるのは気が遠くなる程の退屈だけだ。」と初老の男。

 

「おまえさ、今めちゃくちゃ毎日がつまらないと思っているだろ。でもな~。おまえ、幼稚園の頃面白いと思った電車や車の絵本を見て、今、面白いと思うか?」と中年。

 

「思う!プリンちゃんの写真集と同じ位に!」と青年。

 

「お前は電車マニアだったからだろ?」と初老の男。

 

「面白いと思ったことが、時が経つと面白くなくなるように、今、面白くない人生もいつか面白いと思う時がくるかもしれないんだ。生きていればだけどな。」と中年。

 

「そうだ、死ぬなら、せめて女の人を知ってからにしろ。」と少年2。

 

「死んだら終わりなんかじゃないんだぞ。俺たちのように毎日過ごさなくちゃならなくなるんだぞ。」と青年。

 

「退屈で死にそうだ。」と少年2。

 

「だから、もう死んでるって。」と中年。

 

「まぁ、俺たちは仲間が増えて嬉しい限りだけどな。飛び降りたいならどうぞ。」と青年。

 

すると、少年の横でストップウォッチを押す初老の男。

 

「何してるんだよ!」と少年1が言うと

 

「飛び降りるまでのタイムを計ってるんだよ。俺は10秒。あいつは25秒。あいつは最下位の32秒。俺の記録を未だにやぶるやつは現れていない。」と言う初老の男。

 

「タイムは最下位だったかもしれないけど、飛距離は俺がトップだぜ。タイムが早ければいいってもんじゃないんだよ!」と青年。

 

「あっ、20秒、21秒。早くしないと最下位になっちゃうぞ。」と言う初老の男。

又、手拍子を始める3人。

 

「いやだ~。死んだ後、あんたらとずっといるなんて!

なんだか死ぬのが馬鹿らしくなってきた。死ぬのやめるよ。それじゃ。」と屋上から去る少年。

 

少年1が屋上を去るのを見送る一同。

 

「やりましたね。また、一人、命を救うことに成功しました。」と青年。

 

「先輩、後、1人ですね。」と中年が初老の男に言う。

 

「そうだな。10人の命を救うと天国に行けると天国の門番から聞いて早80年。俺ももう96歳。」と初老の男。

 

「幽霊の寿命が100歳。それまでに10人救わなければ地獄行きになるらしいしな~。」と中年。

 

「あと4年しかない。お前さえ助けられていたら、俺は今頃天国へと旅立てたのに。声を掛ける間もなくツルンと手摺から落ちていっちゃうんだもんな~。」と初老の男。

 

「このまま100歳になったら、死んでも死にきれないってか。」と少年2。

 

「いや、だからもう死んでるって。」と中年。

 

笑う4人。

 

暗転

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 昨日、過去のメールを確認していたら
NSCの構成作家コースを卒業して
舞台の脚本やテレビの企画を吉本興業に
送っていた頃のメールを発見しました。

めっちゃ、短いし、題材もありきたりだけど
一生懸命、作家を目指していた頃の作品です。


これからも
細く長くゆるりとやっていきます。


フフフ…(^'^)


タイトル

『チェンジ!』

 

登場人物

たくや たくやの父 たくやの母

たくやのクラスメイト

たくやの父が勤める会社の上司 部下

 

明転 

 

たくやの父がリビングで新聞を読んでいるところに、たくやが欠伸をしながら入ってくる。

 

無言の2人。

 

「おまえ、遅刻じゃないのか?」と父。

 

「ああ。」とだらだらとして全く急ぐ様子もないたくや。

 

「おまえは本当にだらしのないやつだな。そんなんじゃ、社会人になった時困るよ。」と父。

 

「自分だって、まともな社会人っていえるのか?毎日、毎日帰って来るのが午前様で、

一体何をしてるんだかね。仕事で残ってるなら、よっぽど仕事ができないやつってことじゃねえのか?まぁ、浮気ってことも考えられるしな。どちらにしても立派な社会人とは言えないね。

俺はあんたみたいな大人にだけはなりたくないよ。」とたくや。

 

「なんだって!」 「なんだよ!」とお互い言ったかと思うと、お互いのパンチがお互いの頬に入った。

 

意識を失う二人。

 

「たくや、まだ家にいるの?今日、試験でしょ。ちゃんと筆記用具は持った。母さん仕事だからね、。お昼は冷蔵庫の中に昨日のおかずの残りがあるからそれを食べて…。」と母がリビングに入って来る。

 

「あら、朝から大声が聞こえてきたと思ったんだけど。二人ともこんな所で寝て。どうしたのかしら。」と二人を揺り起こす母。

 

たくやと父は目を覚ます。

 

「あれ、おれ~??」とたくやと父はお互いを指さして言った後、自分の体中を触って、呆然とする。

 

「二人とも今日はどうしたの?私、先に行きますからね。たくや、学校に遅れないように行きなさいよ!今回試験が悪かったら、携帯電話取り上げるからね。」

 

「うるさい!」と父の姿をしたたくやが言う。

 

「あなたに言ったんじゃないわ。たくやに言ったのよ。あなた、疲れてるんじゃない?何に疲れてるのか知らないけど…。」と嫌味を言う母。

 

「なんだよ。それ。」とたくやの姿をした父が言う。

 

「あら、たくやもいつもそう言ってるじゃない。お父さんの肩を持つなんて珍しいわね。あっ、もうこんな時間。行って来るわ。」と出て行く母。

 

「俺たち入れ替わったみたいだな。」と父。

 

「信じられない。」とたくや。

 

「とりあえず、お前は俺の会社に行け。俺も学校行くから。」と父。

 

「いや、学校へ行くな。」とたくや。

 

「何言ってるんだ。今日から期末試験だろ。」

 

「いいんだよ。テストなんかどうでも。」

 

「何を言ってるんだ。お前は本当だめなやつだな。お前を俺の代わりに会社に行かせたくないが、今はどうしても休むわけにはいかない。とりあえず行って、調子が悪そうにしとけ。困った時は携帯に電話しろ。」と父。

 

暗転

明転

 

たくやの教室。

 

キョロキョロしながら教室に入るたくやの姿の父。

 

教室が一瞬静かになる。

 

「格好つけやがってよ~。」と悪そうなグループの一人が言う。

 

無視をして、自分の席に着くと、机の上には沢山のゴミが置いてある。

机の上のゴミをゴミ箱に捨てに行こうとした時、真面目そうな男の子がおどおどしながら

ゴミを、たくやの机の上に置こうとした。

「何するんだよ。」と言うと、

真面目な男の子がビクっとしながら、「ごめん!でも、いつも俺は平気だからって言ってくれてるじゃないか。こうしないと、僕がいじめられるんだ。たくや君は強いから平気かもしれないけど、俺は弱いから…。本当にごめん。」と言った後、真面目男子生徒は自分の席へと戻って行った。

 

先生が入ってきて、試験が始まる。

暗転

明転

試験が終わり学校から帰ろうとする父。

近づいてくる女生徒。

 

「何か?」って父が聞くと、

 

「今日も一緒に帰っていいよね。」という女生徒。

 

「ああ。」と困りながら言う父。

 

「本当、たくやが居てなかったら、私、学校に絶対来ることができないよ。

本当、ありがとう。あの最低なやつらから私を守る為に土下座までさせてしまってごめんね。

あんなやつらに頭を下げるなんて本当嫌だったでしょ。たくやは本当に強い人だよ。」

 

教室から出て行く二人。

 

暗転

 

明転

 

父の姿のたくやが、父が勤める会社へとやってくる。

 

ボーっと突っ立っていると、男が近づいてきた。

 

「何をボーっとしとるんだね。さっさと仕事を始めないと、帰るのがいつもの終電にも間に合わない時間になるよ。まぁ、君のミスでこうなったことだから、仕方がないけどね。」

 

若い男がたくやの方に近づいてきて

「課長、大丈夫ですか。顔色が悪いですよ。本当、すみませんでした。僕のミスのせいでこんな事になってしまって。今日は課長早く帰って下さい。ここ1ヶ月、毎日帰るの午前様ですよね。

僕は平気ですから。僕、課長みたいな上司初めてなんです。今までの上司は自分のミスも部下のせいにして、その処理も全部部下に押し付けて、上司には自分の出世に響かないようにゴマばかりするような人ばっかりだったんです。僕、だから課長が僕のミスを被ってくれた上で、厳しく叱ってくれた時、課長に一生ついて行こうって思ったんです。

 

暗転

明転

 

たくやの家のリビング。

 

たくやの姿の父が椅子に座っている。そこへ父の姿のたくやが帰って来る。

 

「お前、本当、何にも言わないからな。」とたくやの姿の父。

 

「父さんに似たんだよ。」と父の姿のたくや。

 

「俺、お父さんのこと何にも知らずに、俺だけが辛い思いをしてると思ってた自分に腹が立つよ。」と父の姿のたくや。

 

「俺こそ、たくやの本心を探ろうともせずに、上辺だけ見て文句ばっかり言ってた自分が許せない。」

 

「一発殴らないと気が済まないや。」と父の姿のたくや。

 

「そうだな。自分を殴るチャンスなんてそうそうないしな。」とたくやの姿の父。

 

「よし!いっせいの~で!」

お互いの頬を殴る父の姿のたくやとたくやの姿の父。

 

意識を失う二人。

 

「ただいま!」と仕事から帰って来る母。

 

「あら、また二人、こんなところで寝て。どういうことかしら。あなた、たくや!」と二人を起こす母。

 

「あなたたち、今日は変よ。二人してなんか変な病気じゃないでしょね。たくや試験はどうだったの?」と母。

 

「まぁまぁ、出来たよ。」と答える父。

 

「お父さん、何言ってるの?試験を受けたのはたくやよ。やっぱりおかしい。病院に行った方がいいんじゃない。夜遊びのし過ぎなんじゃないの?」

 

「違うよ。母さん。父さんは、毎日、一生懸命働いてるんだよ。そんな風に言ったら、可愛そうだ。」とたくや。

 

 

「父さん。俺、父さんみたいな大人になりたいと思う。」とたくや。

 

「おう、でも、あんまり無理をするな。辛いことがあったら、いつでも俺に言えよ。二人でどうするか考えていこう。」と父。

 

「ちょっと~。やっぱり二人とも変よ!お互いの文句ばかり言ってたのに。何があったのよ!そういや、二人ともホッペが赤く腫れてるじゃない。やっぱり、なんか変な病気にかかったんじゃないかしら。」と母。

 

「言っても信じないし。」とたくや。

 

「そうだな、自分自身もまだ信じられないくらいだもんな。」と父。

 

「明日から、また、戦っていこうな。」と父。

 

「うん。」とたくや。

 

「口うるさい母さんと!」と父。

 

「何ですって~!」と母。

 

笑うたくやと父。

 

暗転

今年の3月に提出した没企画。



その数ヵ月後に岡村さんが、お休みすることになった。



カウンセラーに扮した岡村さんがMCという設定。


岡村さんのフアンなだけに何か感じるところがあったのかな…




子供カウンセラー
 というタイトルの企画です。(よかったら、見てください。)


ちょうど、子供店長が流行っていたので、このタイトルに…


安易すぎると言わないでください。


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すーたんママ
性別:
女性
職業:
サラリーマン
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寝ること・食べること
自己紹介:
のんびり自分のペースで生活するのが夢です。
その為にはお金と時間が必要なんじゃないかなって思ってます。
今まではどちらの使い方もとっても雑だったなぁってしみじみ思う今日この頃です。
  
娘の貯金額今年の目標
600,000

今年
0円



昨年
600,000円

一昨年
135,000円
今ほしい物ソファ
ピアスを
開ける
勇気
ほしくてちゃんと買った物カーテン
 
体重増減(5月から)
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8月+0.3kg
9月+1.0kg
10月+0.5kg
11月-0.8kg
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